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周囲へ相談すべき?更年期を乗り越える方法

更年期を乗り越える方法のひとつが周囲への相談だと言います。しかし、更年期の症状を周囲に相談するのは勇気がいると感じる方も多いのではないでしょうか?ここでは、更年期であることをどのように周囲へ告白すべきか、どのような対策が必要かを紹介します。
医師への相談イメージ

更年期の“やる気がおきない症候群”

40代を過ぎたころから、それまで当たり前にできていた仕事や家事に対してなかなか“やる気”が起きないという“やる気が起きない症候群”に悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか?また、仕事中に自分でも信じられないようなケアレスミスが増えたり、些細なことでイライラしてしまったり、自分でも予測ができない突然のほてりやめまいなどで、健康状態が優れず休みがちになってしまうこともあるかもしれません。

今までできていたことができなくなることに対し、何事も手を抜かない完璧主義の方や家事と仕事、子育てなど1人で何役もこなしてがんばってこられた方ほどショックを受けるのではないでしょうか。

そんなときは自分1人で抱え込んで思いつめてしまう前に、まずは周囲へ相談してみてください。更年期障害は周囲の理解があるのとないのでは大きな違いがあります。

上司や家族に相談しよう

仕事なら会社、家事なら家族は、あなたが更年期の症状に悩まされていることに気づかず「やる気がなくなったのではないか?」と思い、厳しい目で見ることもあるかもしれません。最初は家族や会社も体調不良を心配しますが、悲しいことに次第に小言を言われるようになることもあるようで、その結果、うつ病やストレスが原因の病気になってしまったという例もあるそうです。

仕事や家事に支障をきたすと感じたときは、ぜひ勇気を出して上司や家族に相談してみてください。あなたが更年期の症状に悩まされていることがわかったら、対策を一緒に考えてくれるはずです。家事ができないときは夫婦や家族で分担したり、家事代行サービスを利用したりという選択肢もあります。会社なら仕事の負担を軽減したり、ポジションを変えたりして、仕事がスムーズにできるような方法を考えてくれるでしょう。

更年期の症状が原因とわかれば、あなたのことを責める人はいないと思います。また、周囲に相談できる環境があるだけで精神的な負担も軽減されるはずです。

食生活の気配りで乗り越えよう

更年期を迎える女性は食生活が乱れてしまうことも少なくありません。実は、更年期を乗り越える方法で食生活を試す人は多いようです。その理由は、女性ホルモンの減少と自律神経の調整に役立つ栄養素があることが挙げられます。

まずは抗酸化作用のある食べ物です。身体が錆びてしまう活性酸素を除去するのに役立つと言われ、レモンやみかんに含まれるビタミンC、アーモンドやナッツに含まれるビタミンE、サバやエビに含まれるアスタキサンチンなどが代表的なものです。ビタミンCは骨粗しょう症の予防、ビタミンEはほてりや発汗の緩和に効果があると言われ、更年期を乗り越える食べ物として有効です。

イライラや憂うつな気分を緩和するならビタミンB群を摂取しましょう。豚肉やナッツにはビタミンB1、レバーやあさりに含まれるビタミンB12などは、自律神経や貧血予防に作用します。こちらも更年期の症状に関係するため積極的に食生活に取り入れましょう。

また、イソフラボンが含まれている納豆や豆腐、味噌など大豆食品もおすすめです。更年期の症状が起こる原因は女性ホルモンの減少であるため、女性ホルモンのエストロゲンとよく似た形をして似たような働きをしてくれるイソフラボンは、更年期女性の健康をサポートしてくれる強い味方です。

大豆イソフラボンをサプリメントで摂るべき理由

女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンですが、普通の食生活で摂取するのは大変です。納豆や豆乳、豆腐などほとんどの大豆製品中に含まれるイソフラボンは、「グリコシド型」イソフラボンと言います。これは分子が大きく、腸内細菌によって分解され「アグリコン型」というイソフラボンにならないと吸収されません。腸内環境によって吸収効率が変わるため、食事から十分な量のイソフラボンを摂取するのは残念ながら難しいのです。

「アグリコン型」イソフラボンの含有率の多い食品は発酵食品である味噌が代表的です。しかし、塩分も気になり多量に取るのは難しいですよね

だから、イソフラボンを効率よく摂取して、更年期の症状の緩和に役立てたい場合はサプリメントがおすすめです。その際は、予めアグリコン型に分解されていて、吸収力の高いイソフラボンサプリメントを試してみてください。

食事やイソフラボンサプリメントで対処しつつも、本当につらいときは我慢をせず婦人科や更年期カウンセラーなど専門家に相談することも忘れずに。自分一人で抱え込まず、上手に周りの助けを得ることが更年期を上手に乗り越えるコツではないでしょうか?

この記事の執筆者

ニチモウバイオティックス株式会社

ニチモウバイオティックス株式会社

大豆一筋、イソフラボン研究のパイオニア。
大豆の力で、生き生きとした“健康美”を。

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よくある質問

Qなぜ、イソフラボンをサプリメントでとる必要があるのですか?
A

イソフラボンの効果を効率的に得たい場合は、サプリメントでの利用をお勧めいたします。 大豆製品に含まれるイソフラボンは…

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Q納豆や豆腐、豆乳などの大豆食品をよく食べます。イソフラボンをサプリメントから摂る必要がありますか?
A

豆腐や納豆、豆乳などの大豆食品はさまざまな栄養素を含み、とくに女性には積極的に摂ってほしい食品です。 ただ、これらの…

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Q大豆食品をよく食べます。その上でサプリメントを摂ると、イソフラボンの過剰摂取にならないか心配です。
A

大豆イソフラボンの摂取量については、食品安全委員会より「1日の総摂取量を70~75㎎、 そのうち特定保健用食品(トク…

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